
カフェギャラリー 高澤記念館
高澤記念館は、江戸時代に建造された由緒ある建築物で、国登録有形文化財にも指定されています。広い庭に囲まれた落ち着いた空間のカフェとなっており、前方後円墳の形をした行田古代米カレーと手作りケーキが味わえます。隠れ家的なカフェでゆったりとした時間を過ごしたい方に特におすすめです。 江戸時代中期~後期の建立と思われる髙澤家住宅主屋は、典型的な養蚕中二階造りの住居で、北関東における当時の豪農の様相を知る上で重要な建物です。 明治時代末~昭和初期の当主であった高澤俊徳は、長野村長、埼玉県議会議長を務め、長野村信用組合の設立、坂巻導水路の建設、小針沼の干拓などを行い、この地域の発展に尽くしました。 高澤家は、菩提寺に寛文6年(1666)に没した高澤三右ェ門の名が見られることから、江戸時代初期より当地に居住していたと考えられています。 現在は、埼玉県女流工芸作家協会会長 滝澤布沙 のアトリエ兼住宅となっており、金・土・日曜日のみ、カフェギャラリーとして主屋の一部を一般公開しています。 また、毎月第4日曜日 午後14:00 より(鑑賞無料)地元の市民公益活動団体である忍の行田の「昔ばなし語りべの会」 定期公演を開催しています。