県指定記念物

地蔵塚古墳

この古墳は若小玉古墳群に含まれ、墳頂に地蔵堂が安置されていることから、地蔵塚古墳と呼ばれています。
墳形は方墳と思われ、築造時期は7世紀中葉と考えられています。規模は、一辺約28m、高さ約4.5m、周堀幅約1m、深さ40~50cmです。

石室の形態は胴張りで、奥壁と天井石は緑泥片岩(りょくでいへんがん)、他は安山岩の切石を用いています。

奥壁及び側壁下には、根石が置かれていました。遺物としては、石室内から鉄鏃(てつぞく:鉄製矢じり)片や須恵器片が少量出土しています。

この古墳の最大の特徴は、左壁・右壁及び奥壁に線刻画が描かれていることで、烏帽子(えぼし)を被った人物、弓を引いている人物、馬、水鳥、家と思われるものが描かれています。

これらの絵からは、広々と広がる沼で鳥が遊び、舟に乗り、かいで漕ぎ渡る景色が想像され、この石室に葬られた人物の生前の姿を描いたと考えられます。
行き方
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基本情報

所在地 行田市藤原町2‐28‐1
TEL 048-553-3581(行田市役所文化財保護課)
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営業時間・料金

営業時間

公園は終日利用可能

料金

無料

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アクセス

公共交通機関

JR高崎線行田駅から市内循環バスで16分「工業団地」下車 徒歩4分
秩父鉄道行田市駅から市内循環バスで10分「若小玉郵便局前」下車 徒歩2分

近隣のおすすめスポット

八幡山古墳

八幡山古墳は、この周辺に広がる若小玉古墳群(わかこだまこふんぐん)の中心となる古墳で、7世紀前半に造られた直径約80メートルの 大型の円墳と推定されています。 昭和9年(1934)に、約2キロメートル東にあった小針沼(こばりぬま)の干拓事業のため古墳の封土を崩した際に、石室が現れました。 翌年の発掘調査の結果、石室はほぼ南北に位置し、南を正面とする前・中・後室の3室からなる 全長16.7メートルの巨大な石室であることが明らかになりました。 各室とも秩父地方から運搬された巨大な緑泥片岩(りょくでいへんがん)と安山岩で築造されています。 その後、昭和52年から54年に発掘調査と復元整備が行われて現在の姿になっています。 発掘調査では最高級の棺である漆塗木棺(うるしぬりもっかん)の破片や銅鋺(どうわん)など豪華な遺物が発見されており、 この古墳に葬られた人物がかなりの権力者であったと考えられることから、「聖徳太子伝暦(しょうとくたいしでんりゃく)」に登場する 武蔵国造物部連兄磨(むさしのくにのみやつこもののべのむらじえまろ)の墓と推測する説もあります。 奈良県明日香村の石舞台古墳(いしぶたいこふん)に匹敵する巨大な石室であることから、「関東の石舞台」とも呼ばれています。 団体見学の場合には、事前にご連絡いただければ公開日以外でも石室内部の見学が可能です。 以下の予約URLもご利用ください。 行田市電子申請・届出システム(八幡山古墳石室団体見学申込み) 【御墳印販売所】 ・忍城バスターミナル観光案内所 ・観光物産館さきたまテラス ・行田市はにわの館

東部エリア 行田市
カフェギャラリー 高澤記念館

カフェギャラリー 高澤記念館

高澤記念館は、江戸時代に建造された由緒ある建築物で、国登録有形文化財にも指定されています。広い庭に囲まれた落ち着いた空間のカフェとなっており、前方後円墳の形をした行田古代米カレーと手作りケーキが味わえます。隠れ家的なカフェでゆったりとした時間を過ごしたい方に特におすすめです。

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小見真観寺古墳

小見真観寺古墳

真観寺境内にある全長102メートル、高さ8メートルの前方後円墳。 後円部と鞍部の2ヵ所に横穴式石室があります。 後円部の南側にある横穴式の複室の石室は、寛永11年(1634)に発見され、秩父産の緑泥片岩による石室で巨大な石材を用いた精巧なものです。 前室は奥行2.7メートル、幅2.2メートル、高さ2.1メートル、玄室は2.4メートル、 幅2.2メートル、高さ2.1メートルで両室の間仕切りは、緑泥片岩の一枚石に四角い窓を開けています。 鞍部にある石室は、明治13年に発掘され金環、鉄製刀子(とうす)、金銅装頭椎太刀(かぶつちのたち)、銅鋺(どうわん)などが発見されました。 出土品は、東京国立博物館に所蔵。最近の発掘調査で周溝が確認され、その底付近から埴輪の破片が多く発掘されました。 【御墳印販売所】 ・小見真観寺 ・観光物産館さきたまテラス ・行田市はにわの館

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横田酒造

横田酒造

文化2年(1805年)創業。江戸に下った近江商人・横田庄右衛門が良い水を求めて現在の地、埼玉県行田市に酒蔵を開いたのがはじまりです。利根川と荒川が最も隣接する地域で地下水が豊富。名水の産地で、今もなおおいしい日本酒を造り続けています。 吟醸づくりに長けているとされる南部流が醸す酒は、杜氏の魂が込められた、銘酒と呼ぶにふさわしい酒と評価されています。

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古代蓮の里

古代蓮の里

6月中旬から8月上旬にかけ42種類12万株の花蓮が蓮池一面に咲きます。 花弁の数が少ない原始的な形態を持つ行田蓮(古代蓮)は約1400〜3000年前の蓮であると言われています。花蓮は午前中が見頃。 園内には他にも水生植物園、水鳥の池、牡丹園、梅林、桜の木のあるお花見広場があり、年間を通して自然の美に触れることができます。 さらに、<strong>7月中旬から10月中旬にかけては、見ごろをむかえた田んぼアートを行田タワーより見る</strong>ことができます。 行田タワーは、映画「翔んで埼玉2」では埼玉県民の危機を救い、2024年、映画内の呼称そのまま命名し「行田タワー」となりました。 行田市の田んぼアートは2008年に始まり、毎年多数のボランティアの方により田植えが行われており、オリジナルのデザインだけでなく 映画やドラマ、ゲームなどともコラボレーションしています。<br><strong>2015年には面積が「世界最大の田んぼアート」としてギネス世界記録に認定</strong>されました。 2024年のテーマは「能登復興応援」。キリコ祭りデザインで、1日も早い復興を願って多くのかたにご鑑賞いただきました。

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田んぼアート

田んぼアート

お米の産地である行田市の水田を彩る初夏から秋の風物詩として定着した田んぼアート。 水田をキャンバスに見立てて、色彩の異なる4種類の稲を使い、絵や文字を表現するこの取組みは、行田の観光スポットとして脚光を浴びています。 約2.8ヘクタールの大きさを誇り、平成27年には「世界最大の田んぼアート」として、ギネス世界記録にも認定されました。 この田んぼアートは、6月中旬に田植えを行い、10月中旬に稲刈りを行います。 見ごろは、7月中旬から10月中旬までで、50メートルの高さを誇る行田タワーからご覧いただけます。 行田を訪れた際は、是非お立ち寄りいただき、壮大なスケールのアートをご鑑賞ください。

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行田八幡神社

行田八幡神社

「行田花手水」の発祥の地として有名で、毎月1回『希望の光』をテーマに花手水のライトアップイベントを開催しています。 イベントのメイン会場となる忍城址、行田八幡神社、前玉神社では、花手水及び会場内を幻想的な光で演出。 また、忍城址と行田八幡神社の両スポット周辺エリアの店舗・民家前などに飾られている花手水も一斉にライトアップされます! <b>昼間は花手水、夜は幻想的な花手水のライトアップ、ぜひ、2つの姿を「行田まち歩き」を通じてお楽しみください。</b> 行田八幡神社は、「封じの宮」と称され、子供の夜泣きやかんの虫を封じる虫封じをはじめ、癌の病、諸病、難病や悪癖の封じ お年寄りのぼけ封じ等の封じ祈願が秘法として継承されています。 境内には「目の神社」をはじめ湿疹・美肌の神「瘡守稲荷社」、忍城下七福神「大国主神社」等が祀られています。 近年は「なで桃」がパワースポットとして知られ、病難・災難除けの神としても有名です。

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足袋蔵まちづくりミュージアム(栗代蔵)

足袋蔵まちづくりミュージアム(栗代蔵)

明治39年(1906年)建設の元栗原代八商店の土蔵造りの足袋蔵です。 現在はNPO運営の観光案内所兼まちづくり情報センターに活用されており、 2階には日本遺産ガイダンスセンターも設定されて、日本遺産や足袋蔵についての情報を提供しています。 「花手水&足袋蔵めぐりスタンプラリー」開催時は、イベントスペースとして活用されています。

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行田市はにわの館

行田市はにわの館

埼玉古墳群の中にある「行田市はにわの館」では、お子様からご年配の方までどなたでも自分だけのはにわづくりを手軽に楽しめます。 粘土は1㎏600円~ <b>指導員の手助けがありますので安心</b>ですね♪ はにわが出来上がるまでには3工程あり、当日90分~120分を目安にした成形の後、1カ月ほど乾燥させます。 その後、館内の窯にて800℃で約7時間程焼き上げて完成! 完成したはにわの<b>お引き取りは、後日再来館いただくか、配送(別途)</b>となります。 <b>焼かずに完成となるテラコッタ粘土 は400g 700円~</b> その場でお持ち帰りいただけるので、小さなお子様連れにも人気です。 館内は、はにわの展示をはじめ古墳や埴輪に関するグッズの販売もございます。 さきたま古墳公園を気軽に楽しめるレンタサイクル(有料)貸出中です。

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足袋とくらしの博物館

「足袋とくらしの博物館」は元は牧野本店という足袋屋さんの足袋工場でした。 工場の面影をほぼそのままに残した博物館として生まれ変わりました。 中に入ると、当時のミシンの音が心地良く館内に響いています。 博物館では、レトロな看板や商品紹介の展示や元足袋職人さんによる実演を見学出来ます。 毎月第2日曜日には自分だけの足袋・My足袋(有料)を作ることが出来ます。 【My足袋作り体験】 ・開催日…毎月第二日曜 ・開催時間…午後1時〜午後3時(所要時間2時間かかります) ・参加費…一足 2,500円 ・定員…4名 ・要予約  お電話…tel.048-556-5171(土日 10時〜15時のみ *時間外はメールでお問い合わせお願いします)  E-mail… gyoda@tabigura.net 博物館に用意されたお好きな生地を選ぶか、持ち込みでお好きな生地をご用意いただいてオリジナルの足袋を作れます。 足袋作りの工程は13工程あります。ミシン等はプロ用のもので、怪我の防止のため素人では取扱が難しい工程が多々あります。 そのため一部の工程を体験頂くものです。 工程を追って説明しながら進めるため、毎回5名までの参加者で開催しています。 My足袋づくり体験では、その場で足袋が仕上がりお持ち帰り頂けます。

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