【概要】
―大名の終活?!―
菩提所とは、菩提を弔う場所のこと、すなわち先祖の供養を行う場のことを指します。
江戸時代の大名たちにとって先祖を供養し、子として親の葬儀を執行することは、正当な後継者としての立場を表明する大事な場でもありました。
本特別展は、これまで意外と注目されてこなかった、大名の菩提所に焦点を当てた展覧会です。
埼玉県域の大名家のゆかりの名刀、甲冑、古文書、美術品の資料だけでなく、墓所からの出土品も展示。
江戸時代の菩提所から死や葬儀への向き合い方などを考えます。
【展示内容】
○第I部 将軍家の御霊屋(おたまや)
○第II部 大名たちの菩提所
○第Ⅲ部 掃苔(そうたい) ー苔を掃い、故人を偲ぶー
その他、特別関連事業も行われます。
1. 展覧会の名称
特別展「大名と菩提所」
2. 主催
埼玉県立歴史と民俗の博物館
3. 会場
埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示室・季節展示室
4. 会期
令和7年10月11日(土)〜11月24日(月・振休)
休館日:月曜日
※ただし祝日の10月13日(月)、11月3日(月)、24日(月)は開館
5. 時間
9:00〜16:30(観覧受付は16:00まで)
6. 観覧料
一般:600円 高校生・学生:300円
団体料金(20人以上):一般400円/高校生・学生200円
※同日に限り常設展示室もご覧いただけます。
※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方(付添1名)は無料
■【文化庁】令和7年度地域ゆかりの文化資産を活用した展覧会支援事業です
■展示内容の詳細や特別関連事業の日程等については、埼玉県立歴史と民俗の博物館のホームページをご覧ください。