美しい自然の中でムーミンの世界観を堪能できるスポットとして話題の、飯能市にあるムーミンバレーパーク。実は、まだあまり知られていない隠れた魅力がたくさんあることをご存じですか?
今回は、埼玉県物産観光協会のスタッフが、ムーミンバレーパークの隠れた魅力を発見すべく、潜入取材をしてきました。そこには初めて訪れる方はもちろん、リピーターの方々にとっても、知ってもらいたい面白い発見が⁉今回は、そんなムーミンバレーパークの隠れた魅力を紹介します!
西武池袋線の飯能駅からメッツァ行きの直行バスに乗って約13分。メッツァビレッジから湖畔を歩いてムーミンバレーパーク入口に近づくと、3つの不思議な足跡を発見!ムーミンの物語に登場するキャラクター達がチケット購入のための列を案内してくれていますよ。どのキャラクターの足跡なのか考えるのも楽しいですね!
また、入口にあるブック型のゲートは、表からだけでなく裏側から見てもとってもかわいい写真映えスポット!!様々なポーズや角度で写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
エントランスに着くと、かわいいコスチュームを着たスタッフさんがお出迎え!!パーク内のスタッフさんが着るコスチュームは、フィンランドを代表する世界的ブランド「イヴァナ・ヘルシンキ」のオリジナルデザインなんですよ。シルエットや色などムーミンの世界とムーミンバレーパークをつなぐデザインを意識して作成されています。色は全て原作者のトーベ・ヤンソンの原画から選ばれたものだとか!!
※11月~6月頃にイヴァナ・ヘルシンキのコスチュームが見られます。
毎年気候によって変動しますので、ご注意ください。
パーク入口すぐにあるショップ「はじまりの店」は、その名の通り、パークに入場して最初に訪れてほしいショップ。パークを一層楽しむためのグッズが購入できます。
私たち協会スタッフおすすめのグッズは「クリップ付きムーミン」。肩や帽子などにつけて散策すると、写真撮影時にもいつも一緒!!旅の思い出にも残りますね。ムーミンの他にもスナフキン、リトルミイ、ニョロニョロなどバリエーションも豊富です。お好みによって旅のパートナーを選んでくださいね。
「ムーミン谷の売店」は世界最大級のグッズショップ。店内には、様々なムーミングッズを取り揃えていますが、中でも協会スタッフがおすすめするのは、「ムーミンのぬいぐるみ」!!ムーミンバレーパークオリジナルグッズで、抱き心地もふかふか!!ずっと触っていたいほどの心地よさに、すっかり虜になりました!
また、潜入中に見つけたのがニョロニョロの形をしたハードグミ!!ニョロニョロは奇数じゃないと生きられない生態なので、入っている個数も31個!!どんな味がするのかは食べてみてのお楽しみです。
「リトルミイの店」は、ムーミン谷に咲くヒマワリに座るリトルミイをイメージした内装でファンなら、ずっとここに居続けたくなるほどかわいいお店です。ここでの協会スタッフのおすすめは「365日キーホルダーリトルミイ」。誕生日や記念日など大切な日の記念にもなりますね。他にもお店の中には、エコバックやマグカップなどリトルミイのグッズがたくさんあるので見ていて飽きません!お店の窓ガラスでは、リトルミイが外を眺めている様子も見ることができますよ!
またパーク内の郵便局「ポスティ」では、ムーミン谷のキャラクター達が書かれたポストカードやレターセットが盛りだくさん!!自分のお気に入りのハガキを選んでオリジナルスタンプを押してポストに投函できるので、友達や家族にはもちろん、記念として自分宛に手紙を書いてみてはいかがですか?
さらに、協会スタッフが注目したのがパーク内に設置されている看板!
どれもかわいらしいデザインで、ムーミン谷のキャラクター達が書かれているものやお花のイラスト、施設の形をモチーフにしたものなど種類がたくさんありました。
それぞれのお店や施設にどんな看板があるのか確認してみてくださいね!お気に入りの看板がきっと見つかるはず!!写真を撮ってコレクションしたら散策するのが楽しくなりますよ。
ムーミンバレーパークは、「はじまりの入り江エリア」「ムーミン谷エリア」「コケムスエリア」「おさびし山エリア」と4つのエリアに分かれています。パーク内には方向を示す矢羽根看板があり、それぞれフィンランド語で描かれていることにも雰囲気が感じられます。
「おさびし山エリア」の坂を登っていくと見えてくるピクニックエリアの天文台は、「ムーミン谷の彗星」で登場するシーンを再現した隠れスポット!よ〜く見ると、険しい山道を乗り越えて天文台を目指すムーミントロールやスニフ達の姿を見ることができます!小さいので、双眼鏡で探すのがおすすめですよ!!
おさびし山の頂上にある「ヘムレムさんの遊園地」の裏には大きな黒板が用意されていて、こちらは自由にお絵描きができるスポットになっています。自分の好きなムーミン谷のキャラクター達を描いて楽しんでみては⁉潜入中の協会スタッフはニョロニョロを描いてきましたよ!
「スナフキンのテント」は、おさびし山の奥にあるスナフキンが暮らすテントを再現したスポット。おさびし山から「スナフキンのテント」を目指すと、途中にハーモニカの小径(こみち)があります。木々に囲まれた長~い階段を下ると、まるで森に迷い込んでしまったような気持ちになり、より深くムーミンの世界観を感じることができます。途中には、ムーミン一家が移住した灯台をはじめ、物語にちなんだシーンが所々再現されているので、ひとつひとつ発見しながら散策するのも楽しいですよ。
広いパーク内を散策しているとお腹も空いてきます。「レットゥラ ラウンジ」は、対岸に灯台を望むことができるテラスで、寛ぎながら食事を楽しむことができます。
ここでのおすすめのメニューは季節ごとにトッピングが変わる「ママが作ったパンケーキ」!!潜入時は、冬のイベントにちなんだ雪玉ランタンをモチーフにしたパンケーキでした。雪玉に見立てたマシュマロとホワイトチョコクリームが載ったパンケーキで、ムーミンが「パンケーキはラズベリーがいいよね!」というセリフの通り、ラズベリーが入っているのも特徴的。冬限定のサーモンの入った北欧の定番スープ「ロヒケイットスープ」と一緒に食べれば体もホッと温まります。
お手軽にスナックを楽しみたいなら、テイクアウトフードのお店「PIKARUOKA(ピカルオカ)」へ。「ソイミートボールワッフル」は、一見アイスクリームのような冷たくて甘いお菓子に見えますが、実は大豆を使った温かいソイリーボールに真っ白なタルタルソースがたっぷりかかった一品。しかも、付属するスプーンは国産小麦や国産野菜のパウダーで作られているので食べることができるんですよ。劇場の演目とコラボした「マンハッタンダイナマイト」は、ここでしか味わえないオリジナルジュース。パークのスタッフさんが「魅惑の味!」と大絶賛しているので、「ソイミートボールワッフル」とともにぜひ試してみてはいかがでしょうか?
ここで流れる音楽もテンポが良く、癖になるリズムで耳から離れなくなるかも?!
お店の看板と一緒に記念撮影するのも、とっても絵になりますよ。
ムーミンの物語に出てくるキャラクター、あなたはどれくらい知っていますか? ムーミンやスナフキン、リトルミイやニョロニョロ…ほかにもたくさんのキャラクターがいます。
パーク内のスタッフさんが着るコスチュームにはキャラクターを模ったモチーフや柄が、シャツやコートなどに隠れていますので、スタッフの方に声をかけながら、デザイン内に隠れたキャラクターを探したり、一緒に写真を撮ってもらうのもひとつの楽しみ方ですよ。
さらに、パーク内にあるランプにもキャラクターが隠れています!!
キャラクターのいるランプはパーク内で全8か所!
ちょっと探せば見つかる物や、よ~く探さないと見つからない物まで。協会スタッフは、子ねこのランプがなかなか発見できませんでした…
皆さんはいくつ見つかるかな⁉
見つからなかったら、近くのスタッフさんに聞いてみてね。
《協会スタッフからのヒント》
水浴び小屋・エンマの劇場・ムーミン屋敷・海のオーケストラ号・ジップライン・おさびし山・灯台・スナフキンテントの周りを探してみてね!
ムーミンバレーパークの中には、著者トーベ・ヤンソンが描いた挿絵とそっくりのシチュエーションの場所がいくつかあります。パッとみてわかるもの、よく見ないと見つからないものまで様々です。挿絵の看板と一緒にあるので、それらを探しながらパーク内を散策するのもお勧めです。見つからないときは、近くにいるスタッフの方にこっそりと聞いてみてくださいね。きっとあなたの知らなかったパーク内のストーリーや、あまり知られていない写真スポットなどを教えてくれますよ。ムーミンバレーパークのスタッフの方に話しかけてみると、パークで過ごす時間が、より一層楽しくなります!
いかがでしたか?
今回は埼玉県物産観光協会のスタッフの潜入レポートとして、ムーミンバレーパークの新たな発見やより一層楽しめるスポットをご紹介させて頂きました。
ぜひ、あなたの周囲の方にも教えてあげてくださいね。
まだまだ知らないムーミンバレーパークの魅力を探しに行きましょう!!
※2023年12月現在の情報です。