フェスなどでも人気のクラフトビールとは、簡単にいうと小規模な醸造所がつくる個性的なビールのこと。
最近では女性でも飲みやすい美味しいビールがたくさん誕生していますよね。埼玉県内にも土地柄や作り手の思いが込められた
クラフトビールの醸造所=ブルワリーがあります! 今回はその中から注目のブルワリーをピックアップ。
そのほか、県内で生まれたバラエティに富んだクラフトビールをご紹介します。
ビール好きがゼロから立ち上げたブルワリー
「所沢ビール」の前身は、2012年に所沢市で初となるビール製造会社としてオープン。設備や配管、ビールの製造免許取得など、すべて“ゼロ”からスタートして自前で整えていったというバイタリティあふれる醸造所です。現在の定番ビールには、すっきりとした後味が特徴のペールエール「Bitches Brew」、スモーク麦芽を使った日本では珍しいポーター「Pharaoh」があり、そのほか限定ビールもラインナップ!
小江戸・川越から日本のビールを世界に発信
Beer Beautifulをコンセプトに掲げたクラフトビール。コエドブルワリーのはじまりは、1996年に川越の大地で育まれたさつま芋を用いて現在の「紅赤-Beniaka-」につながるビールを醸造することに成功したこと。そこから本格的なビール造りをドイツのビール職人から学び、現在では色、香り、味わい、のど越しにさまざまな特徴をもつ表情豊かな定番6種のビールとともに期間限定ビールを製造・販売しています。中でも「瑠璃 -Ruri-」は、日本人には一番なじみのあるスッキリとした味わいが特徴のピルスナースタイルのビール。深みある味わいとホップの香味苦味のバランスが良く、食事と一緒に楽しみたい1本です。
オールさいたま産クラフトビールの生みの親
武蔵一宮氷川神社の参道すぐそばに位置する「氷川ブリュワリー」は、クラフトビールで地元大宮の街を元気にしようという発想のもと、さいたま市では唯一のクラフトビール醸造所として2014年にオープンしました。氷川神社をコンセプトに神社の幽玄な雰囲気をイメージした「氷川の杜~Shuu~」は、複数種組み合わせたモルトの深みのある味わいが特徴です。醸造所にはビアパブが併設され、壁に有る10個のタップから注がれる出来立てクラフトビールを片手に食事も出来ます。また、2019年3月にはさいたま市産原料100%にこだわったクラフトビール「さいたま育ち2019」を発表。
県内には個性豊かなクラフトビールがたくさんあります。
こちらのボトルを見かけたら飲んでみてはいかがでしょうか?
自社農園で育てたホップと世界中から厳選した素材を使った新しいスタイルのクラフトビールは、アラビアンライム・エールやスペルト・ヴァイツェンなど個性豊か。定番4種に加え、季節の限定ビールも楽しめる。
ビール初心者にもオススメの定番「ペールエール華熊」のほか、季節限定品も多数あり、副原料に果物やスパイスなどが使用されているものもあるので、バリエーション豊かな味わいが楽しめる。
原料から100%自家栽培の“地ビール”づくりを目指すブルワリー「麦雑穀工房」の看板ビールは、ドイツ発祥の白ビール=ヴァイツェンをベースに穀物の風味を豊かにアレンジ。
毛呂山町の老舗酒蔵「麻原酒造」越生ブリュワリーが製造・販売。フローラルな香りとクリーンな苦みが特長のピルスナータイプで、すっきりとした喉ごしです。
すべてのビールに自家栽培の甘夏から作ったオレンジピールを使用。苦みと酸味のバランスが絶妙の「SAISON」や酸味が強い「SOUR ALE」などとバリエーションも豊富。
※車を運転される方及び、未成年者の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。
※2020年3月現在の情報です。