特別版 埼玉祭|SAITAMA NEWS MATSURI

さきたま火祭り

場所
行田
開催時期
例年5月

埼玉県の名前の由来にもなったと言われる行田市埼玉(さきたま)の『さきたま古墳公園』で、毎年5月4日に開催される「火」をシンボルにしたロマン溢れるお祭りです。

  • さきたま火祭りで松明を掲げ行進する参加者の様子
  • さきたま火祭りで炎と花火が夜空を照らす壮観な瞬間
  • さきたま火祭りで松明を手に進む参加者の表情を捉えた場面
  • さきたま火祭りで松明を持つ一行が街中を進む行列の様子
  • さきたま火祭りで藁殿を前に儀式衣装の二人が佇む後ろ姿

祭りの歴史

さきたま火祭りは、日本最大級の円墳を含む9基の古墳があり、国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」が見つかったことでも有名な「さきたま古墳公園」で行われます。
この古代ロマンを感じる公園で再現されるのは、古事記に記される神話の一場面です。
天照大神※1の孫「ニニギノミコト」と婚姻した、大山津見神※2の娘「コノハナサクヤヒメ」は一夜にして子どもを身ごもりました。しかしながら、姫は一夜の交わりで身ごもったことで、夫から疑われてしまいます。
姫は、疑いを晴らすため「神の御子であるならば、たとえ火の中でも無事に生まれるでしょう」と産屋(うぶや)※3に火を放ち、その中で子どもを無事に出産したとあります。
さきたま火祭りで再現された産屋を燃やす炎は、観る人を神話の世界へと誘っていきます。

《注釈》
1、天照大神:日本神話に登場する神。皇室の祖神で、日本国民の総氏神とも言われている
2、大山津見神:山をつかさどる神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子
3、産屋(うぶや):祭りで炎上させる小屋。「さきたま火祭り」のベースになった古事記の神話に基づく演出

さきたま火祭りで藁殿へ松明を当て火を入れる神事の一瞬

祭りの見どころ

夕闇が迫るころ、輦台(れんだい)※4に乗った「ニニギノミコト」、「コノハナサクヤヒメ」を先頭に、古代衣装を身にまとった人々が、たいまつをかかげながら、広場に向かっていきます。広場に到着すると「ニニギノミコト」と「コノハナサクヤヒメ」は、藁で作られた産屋に火を放ちます。火は瞬く間に産屋を包み込み、猛火が夜空を染め上げ、集まった人々を圧倒します。
続く「御神火下り(ごじんかくだり)」では、稲荷山古墳の頂から人々が、たいまつをかかげて降りてきます。そのたいまつの炎が、一本の火の帯となり、まるで竜が動いているように見えます。フィナーレには花火が打ち上げられ、たいまつの火とともに、春の夜空に明かりをともします。

《注釈》
4、輦台(れんだい):人を乗せて川を渡るのに用いた道具

さきたま火祭りで儀式の舞台に立ち松明を掲げる二人の姿

詳細情報

  • 開催場所

    埼玉県行田市埼玉4834 「さきたま古墳公園」

  • アクセス

    電車→JR高崎線「北鴻巣駅」無料シャトルバス (北鴻巣駅⇔行田市斎場)AM9:00~PM9:00迄 約20~30分間隔で運行
    車→臨時駐車場を利用

  • 公式ホームページ

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