2020年05月21日

第4回は「活版印刷三日月堂シリーズ(著者:ほしおさなえ)」を御紹介

新型コロナウイルス感染症の感染症拡大による不要不急の外出自粛に御協力いただき、ありがとうございます。
ちょっとした気分転換に、埼玉が舞台の書籍を御紹介いたします。
是非、自宅で埼玉を舞台にした作品と一緒に、埼玉を満喫してみませんか。
第4回目に御紹介する作品は、ポプラ文庫から出版されている小説「活版印刷三日月堂シリーズ」です!

■「活版印刷三日月堂」シリーズ



【あらすじ】


    • 川越の街の片隅に佇む印刷所・三日月堂。店主が亡くなり、長らく空き家になっていた三日月堂だが、店主の孫娘・弓子が川越に帰ってきたことで営業を再開する。三日月堂が営むのは昔ながらの活版印刷。
      活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。
      そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心が解きほぐされていくのだが、弓子もどうやら事情を抱えているようで――。(ポプラ社ホームページから転載)



★作品ホームページは以下URLをご覧ください
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8101304.html

【埼玉県観光課コメント】


    • 川越の街並みに「三日月堂」の活版印刷所が本当にあるのではないかと、錯覚するくらい、
      描かれる雰囲気が実際の川越の空気に馴染んでおり、作品を身近に感じられます。
      また、作品を読み終えた後、自分の大切にしている言葉を改めて思い返したくなる、とても素敵な作品です。
      是非、作品を通じて川越の街並みの中に溶け込む「三日月堂」を訪ねてみませんか。



【出版情報】


    • ポプラ文庫から「活版印刷三日月堂」シリーズ好評発売中
      ・活版印刷三日月堂 星たちの栞
      ・活版印刷三日月堂 海からの手紙
      ・活版印刷三日月堂 庭のアルバム
      ・活版印刷三日月堂 雲の日記帳
      ・活版印刷三日月堂 空色の冊子
      ・活版印刷三日月堂 小さな折り紙



【作者情報】


    • ほしおさなえ
      1964年東京都生まれ。作家・詩人。95年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』にて、第12回鮎川哲也賞最終候補。
      著作に『空き家課まぼろし譚』『みずうみの歌』などのほか、「ものだま探偵団」シリーズなど、児童書も手がけている。



本記事協力:株式会社ポプラ社