2020年03月19日

埼玉県 東部エリアのご紹介

東部エリアには歴史と伝統を誇る観光エリアがたくさんあります。五感を研ぎ澄ませて訪れたいですね。

 

【和牛懐石 彩々亭】

〒361-0032

埼玉県行田市佐間1-11-22



足袋の産地として栄えた行田。中でも一代で財を築き上げた足袋屋の名士・荒井八郎が贅を尽くして建てた邸宅、足袋御殿。これを料亭として復元させたのが彩々亭です。館内は趣のある廊下、アンティークなランプシェード、少し変わった襖や障子など、随所に大正ロマンの雰囲気が漂う和洋折衷造りになっています。各室窓から望める庭園は、富士山の溶岩でつくられたという築山があり、その上から流れる滝が風流。小さなお子様には、鯉の餌付けが楽しめます。

 

【国指定名勝 おくのほそ道の風景地 草加松原】

〒340-0011

埼玉県草加市栄町



草加松原は、綾瀬川右岸沿いの遊歩道の両側にある、約1.5キロメートルの松並木。日光街道の宿場町だった旧草加宿の北側に位置し、江戸時代から日光街道の名所として知られてきました。現在は、市道及び都市公園草加松原公園として整備され、人々の憩いの場となっています。草加松原は、松尾芭蕉の一行が通過した頃から、その後も松が植え足され、今や長さ1.5キロメートルもの並木にまで成長を遂げました。幹回りが約2メートルにもなる老樹や長い並木道の風景は壮観。今なお『おくのほそ道』の雰囲気を伝える景観の一つとして評価されています。

 

【柴山伏越】

〒349-0201

埼玉県白岡市柴山1103



元荒川と見沼代用水の交差地点で、元荒川の川底を見沼代用水が抜け出る構造になっています。これは、流体を低い所に落とし、元の高さまで押し上げる連通管の理論を応用したもので、この伏越は享保12年(1727)に井沢弥惣兵衛為永によって「紀州流」という土木技術でおこなわれました。当初、伏越地点では伏越と掛渡井(元荒川の上を樋によって通水する)がおこなわれ、舟運にも利用されていました。また、柴山沼は、ビオトープなどの整備により、格好の釣り場として、多くの人が年間を通して訪れています。

 

【株式会社イワコー】

〒340-0822

埼玉県八潮市大瀬184-1



子供たちが安心して使用できるように品質追及への取り組みを行っているイワコーは、消しゴムの会社。名物「おもしろ消しゴム」は、食品衛生法、食品、添加物などの規格基準に沿った材料を使用。見た目の可愛さだけでなく、消し能力も高いパーセントを誇ります。随時見学も可。

 

【武州中島紺屋】

〒348-0037

埼玉県羽生市小松223



160年の歴史を誇る老舗。藍染め体験や、無地染めやかご染めでのオーダーも可。かご染めとは、布を強めに手繰り寄せ、2つの籠の間に挟んで紐などで固定し、このときの寄せ方や力加減が模様に影響するところに味があります。染色後、圧力により防染され、ムラ染めの柄が現れます。藍は、繊維が締まり丈夫になる、防虫・消臭効果、皮膚病の抑制、紫外線をカットする効果などが期待できます。

 

【清酒力士醸造元 株式会社 釜屋】

〒347-0105

埼玉県加須市騎西1162



寛延元年(1748年)、中山道の宿場町のあった現在の地に、近江商人であった釜屋新八が、武蔵野の優秀な酒米と利根川の豊富な水に目をつけ、また中山道と日光街道という主要な街道で、大商圏江戸を近くにするという地の利を得て創業。現在は特定名称酒以上を主体に、原料米にこだわり手間を惜しまず丁寧に醸す昔ながらの日本酒造りに力を注いでいます。平成30年に全国新酒鑑評会金賞を受賞した「力士 大吟醸 不知不識 (しらずしらず)」は、華やかな香り、なめらかな口当たり、まろやかな味わいが特徴。絶妙な香味の至高の逸品です。