埼玉県は全国でも有数の小麦の生産地で、その小麦にも様々な種類があり、特徴を活かしたうどんを県内各地で楽しむことができます。うどんの生産量も全国2位!昔から県内では普段の食事や冠婚葬祭など、さまざまな場面でうどんを食す文化があります。
今回はそんなうどんを堪能できるお店をご紹介します。
@粉文化の伝統を形に 小麦の里から熊谷うどん
県下でも豊富な小麦収穫量を誇る熊谷。熊谷産地粉を50%以上使用した熊谷うどんは、風味や食感も各店様々です。
★おすすめのお店
熊たまや
熊谷駅秩父鉄道改札口前
熊谷駅構内にある熊たまやは、地産地消に徹底的にこだわる名店。熊谷産地粉の特徴を活かした風味と適度な硬さの細麺を味わえます。麺だけでなく、妻沼聖天ねぎや、きんまる星醤油など、食材も地産地消です。
@手打ちが自慢! 加須うどん
加須では300年前からうどんを食べる習慣があったとか。手打ちならではのコシの強さとのど越しの良さが特徴。
@埼玉自慢のご当地うどん
その土地ならではの話題の味をぜひ!
【鴻巣・川幅うどん】
それぞれの店舗で麺の幅が違うので、食べ比べするのもおすすめです!
★おすすめのお店
鴻巣農産物直売所パンジーハウス内鴻巣うどん てらや
〒365-0071
埼玉県鴻巣市寺谷145−1
鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅は実は日本一! これにちなんで作られたのが川幅うどんです。てらやの川幅うどんは約8㎝。麺のひだに汁がからまって絶品です。自家栽培された粉でつくられたうどんと、地元産の野菜をメニューにふんだんに使用したメニューが自慢。
★おすすめのお店
花と音楽の館かわさと 花久の里
〒365-0004
埼玉県鴻巣市関新田343
地元名士の宮廷を改築した古民家で味わえるのは、花久の里オリジナルの川幅うどん。小麦の香りをきちんと残しつつ、食べやすさとのど越しに職人さんの工夫が感じられます。
【鳩ケ谷・ソース焼きうどん】
甘口で濃厚な味が大人気のソース焼きうどん。地元ソース会社と共同開発したオリジナル専用ソースは、オイスターとカツオの旨味がたっぷりです。
【新座・にんじんうどん】
新座産のにんじんを練り込んだコシのある麺が味わえるにんじんうどん。全国学校給食甲子園大会に関東代表として出場したことも。橙色に食欲も増進まちがいなしです。
【深谷・煮ぼうとう】
特産深谷ねぎと地元産の野菜を煮込んだほうとうは、とろみがあって体の芯から温めてくれます。山梨県のほうとうと違い、かぼちゃは入っておらず、味付けは醤油ベースです。
@うどんで楽しむ地元の味
【羽生・モロヘイヤうどん】
町おこしでモロヘイヤを使った料理を積極的に提供している羽生市。地元産モロヘイヤをふんだんに使用した緑色のうどんはアンチエイジングにも効果あり!
★おすすめのお店
むじな庵製麺所
〒348-0052
埼玉県羽生市東8-20-2
【毛呂山・ゆずうどん】
江戸時代から続くゆずの産地である自然豊かな毛呂山町からは、全国でも珍しい柚子入りうどんをおすすめします。ゆず七味と一緒に秘伝の味を楽しめます。
★おすすめのお店
柚子の郷製麺 おたか
〒350-0456
埼玉県入間郡毛呂山町滝ノ入624-1
【鳩山・鳩豆うどん】
鳩山産黒大豆を練りこんだうどんです。見た目は蕎麦にとても似ている細麺で、ツルツルしこしこな食感が楽しめます。
2019年12月06日